横須賀町「さしすせそ」の旅

山の家ご夫妻と遠州方面へドライブです。


まずは遠州灘に面した福田( ふくで ) 漁港近くでシラスの釜あげを購入。
建物のすぐ裏で天日干ししているのが見られました。
今晩早速食べてみましたがフワフワで塩分控えめでとても美味しかったです。

お昼は掛川市横須賀町の「まるか」でラーメンをいただきました。
不思議なのはこの店ののれん、どう見てもお蕎麦屋さん。
うどん、ラーメンもやっています、という感じで、店内の壁に貼ってある品書きもきつね、たぬき、天ぷらなどうどん、そばが並び、その後ろにラーメン、チャーシューメン、その大盛りが並んでいます。
それなのに満席のお客さん、100%ラーメンかチャーシューメン!
ここで天ぷらそばとか頼んだら出てくるのでしょうか?


ラーメンは昔ながらの醤油味の懐かしい味。
自家製という太めのストレート麺はしっかりしておいしいし、手作りチャーシューもいい!
日曜日とはいえこの小さな町で列を成す混みようはすごい。
岡持ちでテイクアウトするお客さんも!
人気があるのはわかりますが、不思議は消えない…


ここ、掛川市横須賀町は城跡や山車が出るお祭りなども有名ですが、
日本古来のの調味料「さ・し・す・せ・そ」の全てを地域で作っている、ということに興味津々。
この内砂糖はサトウキビが収穫されて12月頃にしかできないということで買えなかったのですが、サトウキビ栽培の世界最北限ということで驚きです。

「し」塩…遠州灘の海水を使った「沖ちゃん塩」「にがり」
「す」酢…飯田酢造店のポン酢「かめぽん」
「せ」醤油…栄醤油醸造の「栄醤油」と「さしみたまり」
「そ」味噌…麹屋の手作り「粒味噌」と「麦味噌」、ついでに甘酒の素

地産地消に向かっていく姿勢がすごいと思います。

調味料ではないですが、この町唯一の造り酒屋「山中酒造」で「葵天下」も…


産直店で野菜もいろいろ購入しました。