京都で紅葉とおいしいもの

下の娘の部屋の近く、御所の西側を歩いていたら神社がありました。
「梨木神社」、境内に500株もの萩が植えられていて、「萩の宮」とも呼ばれるそうです。

境内には京都三名水の一つ、現存するのはこれだけという「染井の水」という井戸があり、人々がペットボトルやタンクに水を汲みに来ていました。
手に溜めて飲んでみると、とてもまろやかな味でした。

御所の中を通って西側へ。
御所の広い敷地の中でもあちこちできれいな紅葉が見られました。

西側にある護王神社は足腰の守護神で、足の悪い私のために娘が連れていってくれたのです。
こちらは「いのしし神社」とも呼ばれ、狛犬ならぬ狛いのししが入り口を守っています。

ちょうど境内では京北町のサトイモ汁が振る舞われていて、私たちも温かいサトイモ汁をいただきました。
サトイモはとてもなめらかでおいしいお味でした。

サトイモのパン、生地に練りこんで、上にものっているのを買ってみました。
これは初めての味ですがおいしかったです。

そのまま南へ歩き、烏丸通りから夷川通りを西に入ったとこにある「ステーキハウス听 ( ポンド ) 」でお昼です。
こちらは熟成牛の専門店で、おいしいランチがリーズナブルな値段でいただけます。
名古屋にもお店があるそうですが、ここ本店は町家を利用した雰囲気のいいお店で、店頭の肉を熟成させる保管庫には驚かされました。

「熟成和牛のハンバーグ二分の一ポンド」、みんなで食べられるように大きめです。
つなぎを一切入れない、肉!という感じのハンバーグをオリジナルソースでいただきます。

「ポンド名物キーマカレー」は予想を裏切る盛り付けで登場しました。
まん中に薄切りの牛肉で包まれたカレーピラフ? 周りはたっぷりの牛挽肉の入ったキーマカレーです。

ランチの「熟成和牛のステーキ重」は本当にお値打ち!
甘口のタレがおいしいです。

名古屋では今年の2月に菊井町にオープンしたそうです。
行ってみなければ!



さて京都に来たらパン屋さん!
歩いていたら2軒の魅力的なパン屋さんに出会い、まだ買うの!と娘に言われながら買ってしまいました。
グランディール御池店、ちょうど焼き立てだった大好きなベーコンエピ、流行りの塩パン、サーモンクリームを挟んだパン、クリームチーズクランベリーのベーグル、そしてカスタードクリームを挟んだパン。

そしてこちらは初めて伺う麸屋町通にある老舗の「ワルダー」、新製品というチョコとクルミの入った細長い食パンのようなブリオッシュが魅力的〜
サーモンが今回はダブってしまいましたが、丸いのにはサーモンとクリームチーズたっぷり、フォカッチャの上にもサーモンが。


夕食は前から行きたかった娘の部屋の近く、御所の東にある中華料理店「燕燕 ( えんえん ) 」で。

グラスの中に台湾製の干梅を入れて温かい紹興酒をいただきます。

マイルドな味付けのものから辛いものまで、美味しそうなメニューばかりです。
前菜3種 ( 蒸し鶏の生姜・ネギソース/千切り干し豆腐の和え物/大根と人参の酢の物
焼き餃子

おこげの海鮮五目あんかけ
黒酢の酢豚

鶏と野菜の炒めピリ辛山椒風味
麻婆春雨

さすがの人気店、期待を裏切らず大満足でした。