京都の節分

名古屋でも「西アサヒ」や「コンパル」で感動していた卵サンド、ここ京都にはそのルーツとも言えるような卵サンドがあります。
数年前まで「コロナ」というお店で出されていた卵サンド、店主が高齢で閉店されるときにその味を受け継いだ烏丸御池の喫茶「マドラグ」の、その名も「コロナの卵サンド」、ようやく食べることができました。
お店はちょっとクラシックな雰囲気で素敵な本も置いてあり、落ち着ける空間です。

今までで最強のオムレツが挟まれたサンドです。
どうやって食べるのが正しいのでしょうか?
美しいオムレツにうっとりです。


さて今日は節分、豆餅で有名な「ふたば」も定休日にもかかわらず臨時営業していました。
下鴨神社ご祈祷福豆大福」というのが売られていました。
右側のがそうで、芋あん入りです。


娘の部屋の近くの商店街にある「満寿形屋」は鯖寿司で有名なお店ですが、今日は店頭で恵方巻を販売していました。

せっかく節分に京都にいるので、節分会で有名な壬生寺吉田神社へ行ってきました。
壬生寺では思いがけなく狂言を見ることができました。
吉田神社では例年古いお札やお守りなどを焼き納める「火炉祭」という祭が深夜行われ、娘たちからも良かったと聞いていたのですが、今年は行政からの環境対策指導とかで火を焚かなくなってしまったのです。
たくさんの人が集まっていたのに、がっかり、という雰囲気でした。

夕飯は寺町二条のビストロ「ブション」で。
パリのビストロを思わせるお店です。

前菜、メイン、デザートを選ぶコースにしたのですが、聞かれたのでシェアすると答えたら前菜は半分ずつに切って一皿盛りに、メインは肉、魚それぞれ分けていただけたので、まるでフルコースのようになりました。
うれしい心遣いです。

前菜のフォアグラのパイ包みテリーヌとオマール海老のテリーヌ。
オリーブとタブナードが付きます。

メインはヒラメのソテー、バジルとトマトソース、そして牛肉のブルゴーニュ風ワイン煮込みです。

デザートはりんごのタルトを選びました。

ランチに一度うかがったことがありますが夜も大満足でした。
お店の方々がとてもいい感じで楽しい時間を過ごせました。