豊川 〜 豊橋 パンの旅

豊川稲荷の後に豊橋へ寄ったのは理由があって、今年の3月に、娘の買った本「豊橋のレトロなパン屋さん特集」に載っていたお店に娘たちと行ったものの、二軒しか行けなかったのでその続きを… というのも目的です。



ついでというか、豊川でも駅近くの人気のパン屋さん「パン屋 穂香」へ。
お一人で焼いていらっしゃるようですが、とても凝ったパンで種類も多く選ぶのに迷います。
買ったのはベーコンフランス、クリームチーズとバナナのデニッシュ、クロワッサンキャラメルダマンド、チョコとカシューナッツライ麦パン。

豊橋でたまたま見つけたパン屋さん「かぜのように はなのように」。
店名のインパクトと、店の前や中に積まれた薪に惹かれて入ってみました。
ハード系の石窯焼きのパンのお店のようです。
ハーフサイズのカンパーニュを購入。
ワインを飲みながらの食事にぴったり。

さて本題の豊橋の一軒目のレトロなパン屋さん「カメリア」へ。
駅近くの古い商店街で家族でやっていらっしゃるお店です。
おしゃれなパンではないですが、値段も安く、近所の人たちに親しまれている店という感じです。
クリームドーナツ、クリームデニッシュ、焼きカレーフォカッチャ。

こちらは看板からしてレトロな駅前大通のパン屋さん「ボン千賀」。
明治時代に菓子問屋としてスタートして以来の歴史あるお店だそうです。
ここもパンの種類が多く悩んだのですが、もう4軒目、日持ちしそうな袋入りのものにしました。
またこの袋のデザインがレトロですてき!
ちょっと気になるネーミングも… 問題にならないのかな…

もう一軒、本には「ヨシノパン」という店が載っていたのですが少し遠いので諦めていたら、スーパーサンヨネでこの店の看板商品「デセール」を見つけたのです!
円錐形の甘食のようなパンを二つ合わせて間にバタークリームをはさんだものです。
この「デセール」、実は豊橋周辺だけに見られるローカルパンで、市内のパン屋さんの何軒かが同じ名前で作っているのだそうです。

豊橋にレトロな文化が多く残っているのはどうしてでしょう?
今回市電にも乗りましたが、ゆったりしていい街ですね。
ことばもくまさんの故郷、浜松に似てて親しみを感じるのです。