藤が丘界隈を歩く

うまくいけば花見もできるかな、と友人と約束していた今日はあいにくの雨…
藤が丘駅周りのたくさんの桜も散って、花筏ならぬ花歩道になっています。
今日の本来の目的は南インド家庭料理の店「カルナータカー」のランチ。
南インド料理に魅せられた日本人の方のお店です。

3種の野菜のカレーがついたセットをいただきました。
サンバル ( 豆と野菜の代表的なカレー )
ジャガイモとオクラのカレー
チャナダール ( ひよこ豆のカレー )
これに白飯、ターメリックライス、ポテトマサラを巻きこんだドーサ (米と豆を水につけておいて石臼でひき、発酵させてから焼いたもの )、ココナッツとセロリのチャトニ ( 漬物 ) 、ヨーグルト、チャイなどがついてきます。
サンバル、ターメリックライス、チャイはお代わり自由。

料理に使ってある豆、レンズ豆やひよこ豆などいろいろ。
インド料理には豆がよく使われますね。
店内には食器なども販売されています。
コンサートなどイベントもよく開かれているようです。

日本人向けになっているのでそんなに辛いわけではありませんがとてもスパイシー。
日本ではナンが好まれますが、インドではあまり食べられていないのだそうです。
特に南インドではこのドーサ。
パリパリ、もちもちで、これはまた食べたい味です。
それにカレーを食べたあとの胸やけ感が全くありません。
とてもさっぱりしていて、ついサンバルをお代わりしてしまいました。

気になったのが、「冷凍カレーリーフあります」の表示。
油で炒めて香りを移すのだそうです。
残念ながら今日は冷凍カレーリーフはなかったのですが、店の外ににありますよ、とのことで葉を指でこすって香りを嗅がせていただきました。
カレーの香りではなく、香ばしいようなとってもいい香りでした。


雨は少し弱まってきて、立派なおうちの多い富が丘を散歩。
築50年以上の、昭和を感じさせる平家の一軒家カフェ「着季」でおしゃべりタイム。

和室に小さなテーブルがいくつか、子どもの頃住んでいた家を思い出します。
甘味や軽食の他、和の雑貨、着物の生地で作った服やバッグなども販売しています。
一番人気という「ぜんざいアイス」をいただきます。
手作りの餡は熱々、湯気がたっていて、その横にアイス。
あんこ好きの私にとって夢のコラボです。

ゆったりした時間を過ごすことができました。


初めてうかがうパン屋さん「ブーランジェリー・パンジェンヌ」。
元気な女性のパン職人のお店です。

パン・ド・ミー、全粒粉のパン、きのことオリーブのタルティーヌ、フーガスをいただきました。
フーガスは尾道の「ネコノテパン工場」で買っておいしかった、南フランスの大きな平たいパンです。
中にオリーブ、ドライトマト、ナッツなどが入っていて、葉っぱのような形が特徴です。

フーガスとタルティーヌは夕食のワインのお供にぴったりでした。