高知の旅3日目

ホテルの窓から見る高知の街。
眼下に川が流れ、トロピカルな街路樹が南国を感じさせます。
路面電車の停留所がすぐ近くで便利でした。



今朝は朝早くホテルを出て、バスで高知市の中央卸売市場へ。
目的はもちろん“カツオ”です。
バスを降りた途端魚の匂いが…
広い市場の中ではもうセリは終わっていて、片付けの最中。
それでも小売はしてもらえるので、お客さんの姿もチラホラ。

3年前にカツオを買った「まるよこ商店」では残念ながらカツオは売り切れ。
となりのお店を紹介してもらってカツオとコウイカを購入しました。
まるよこ商店ではマグロを買いました。

発泡スチロールの箱をホテルに置いて今度は木曜市へ出発です。
高知の日曜市はあまりにも有名ですが、それ以外にも火曜日、木曜日、金曜日に市内のあちこちで曜日市が開かれています。
今回は運良く帰る日が木曜市に重なり、市場好きとしてはテンションが上がります。
木曜市は県庁前の電停から高知城を眺める街路沿いに80店ほど、農産物、海産物、花、食品などの店が並び、自転車に乗った地元の買い物客でにぎわっています。


朝が早かったのでお腹が空いて、まず向かったのは日曜市で行列ができる店として有名な「いも天」のお店。
揚げたてホクホクをいただきました。
マッシュされた甘いサツマイモにほんのり甘いフリッター風の衣、これは美味しい!

高知産の野菜、美味しそうなお寿司やおまんじゅう、購買欲に火がついて止まらない…

買い物袋いっぱいの荷物を抱え、またひろめ市場へ。
今回ここに何回通ったでしょう。
早めの昼ごはんに、カツオづくしの旅のシメで「カツオタタキ丼」をいただきました。
10時半ころだったけど、やっぱりみんなビール飲んでましたねぇ…


今晩は買ってきたカツオやマグロでくまさんに高知の味を届けます。
カツオは大きめのものを買って友人とシェアしたのですが、私がその半分づつを刺身とタタキにすると言っておいたら、何と4分の1身はもう焼いてタタキになっていました。
コウイカもさばいて切るだけになっていて、とても丁寧に仕事をしていただきました。
大皿の上にはカツオの刺身、タタキ、マグロとコウイカの刺身、それにインパクトのあるお腹を上に向けた鯖の姿寿司、これはひろめ市場で買いました。
カツオ用のニンニクも高知で調達したものです。

あとから調べてわかったのですが、姿寿司の頭は立てて並べるものだったのですね。
転がって寝てる姿が何ともだらしなそうだったのですが、それなら格好がつきます。
皿鉢料理にもそうやって並べられているのを写真で見たことがあります。
今回は失敗しました…