鹿児島便り 2日目

鹿児島中央駅から朝早い快速電車で指宿に向かいます。
朝食は駅弁を車内で。
駅弁売れ筋No.1という「極 黒豚めし」。
「鹿児島黒豚さつま」を「鹿児島本格芋焼酎」、「鹿児島醤油」、「赤麦味噌」で作ったタレで焼き上げた、鹿児島を背負った駅弁です。

もう一つは「桜島灰干し弁当」。
鹿児島県産の魚を桜島火山灰で挟んで旨みを凝縮したもので、鹿児島県の新しい特産品だそうです。
他にも鹿児島県産の豚、鶏、野菜がふんだんに使われ、これも鹿児島を背負っていますね〜

朝から鹿児島特産品をいっぱいいただいたあと、指宿名物砂風呂で汗を流しました。
風呂上がりには指宿温泉サイダーを。
窓の下のヨシズの下が砂風呂です。
発汗機能が異常に良くなって汗が止まりません。

指宿の駅に戻ってお昼ごはんです。
1日限定10食という「板前まかない丼」を予約しておきました。
実はこのお店は11時半開店、私たちは指宿駅を11:55発のバスに乗りたかったのですが無理ですよねぇ…と、次のバスにするつもりでいたのに、11時頃わざわざお店から電話があって、準備できましたからいつでもどうぞ、とうれしい知らせ!
早速駆けつけました。
「ズケ」にしたサバ、キビナゴ、ハマチなどのお刺身がどっさり酢めしの上に。
まん中に温泉卵、これをくずして絡めていただくのです。
温卵の端にすこしカツオの塩辛、酒盗が。
卵黄と合わせて召し上がってみてください、とのお勧めで…めちゃくちゃ合う!

本当に美味しくて、お店の方も優しくて…
指宿の商店街にある「さつま味」。
機会があればぜひ…


おかげで指宿駅前の足湯にもちょっと足をつけることができ、早いバスに乗って知覧へ。

「特攻平和会館」から「知覧武家屋敷群」へと回ります。

7軒の武家屋敷の庭園が解放されていて拝観することができます。
どのお庭も美しく手入れされていて、通りの生垣も美しく別世界のようです。

途中休憩のできるお屋敷もあり、冷たい知覧茶と「げたんは」、「安納芋とお茶の羊羹」をいただきました。
「げたんは」は黒糖を材料にした鹿児島の郷土菓子で、下駄の歯に似ているからつけられたのだそうです。


今日の夕食は一週間程前に電話で予約しておいた、天文館にある「郷土・家庭料理 石蕗 つわぶき」で。

気さくなママさんが、旅行者と知ると鹿児島の郷土料理を勧めてくださいます。

二人で6種類の突き出し、これだけでお酒飲めちゃう。
豚骨の煮込み、トロトロで美味しい〜

表面を炙った鶏刺し、ニンニク、生姜、薬味をいろいろ添えて。
黒豚の味噌焼き、柔らかい〜

揚げたてのさつま揚げに葉ワサビを添えて。
ふわふわトロトロの卵焼き。

サービスのポテサラやお漬物が出て、帰りにはおむすびのお土産。
とても美味しくて温かいお店でした。


鹿児島に来て「鹿児島ラーメン」をパスするわけにはいきません。
天文館の飲み屋街のはずれにある「らーめん小金太」へ。

お腹はいっぱいだったのですが、うれしいSSサイズがあったので食べられました。
もちろん豚骨スープですが、意外にあっさりしています。
キャベツやモヤシ、キクラゲなど野菜もいっぱい入っていました。