台南の市場で買ってきた「意麺」を作ってみました。
意麺とは小麦粉と卵から作った細平打ちのちぢれ麺の総称で、台湾では一般的な麺です。
しかし台南の意麺はちょっと違っていて、麺自体を低めの温度で揚げてあります。
サクサクして、麺の色も揚げてあるのに白いのです。
日清食品の創業者は台湾の台南の近くの出身で、日持ちする台南の揚げ麺の意麺をヒントにカップラーメンを開発したと言われているそうです。
台南では西市場の「福榮小吃店」の乾意麺がお気に入りで、滞在中に三度も通いました。
豚ひき肉と、玉ねぎとネギのみじん切りを炒めて醤油、水、砂糖、五香粉を入れて煮詰めた「肉燥 ( 肉そぼろ ) 」を作っておきます。
モヤシとニラをさっと茹でて丼の中へ。
麺も茹でてその上へ。
汁なしとは言え、モヤシも結構量があったので濃いめの中華スープを作って少し入れました。
肉燥を乗せ、パクチーがあったので刻んでトッピング。
食べる時は、台南でもみんなそうしていたようにガーッとよく混ぜて。
途中でラー油を少しかけると味の変化が。
それらしいものができました。
今回は肉燥を適当に作ってしまったけど。今度はちゃんと作ってみたい。
中秋節のお菓子。
パッケージにシールが貼ってあって、左側は「蓮子」、右側は「烏豆沙」、真ん中にはシールはなく、「福」の印がついているだけでした。
調べたら左はハスの実、右は黒い小豆餡でした。
左と右の餡はまあ普通です。
まん中のは…皮はパイ状、白い部分は餡のようでもありますが、パラパラこぼれやすい。
まん中は干しエビや…よくわからないけど香ばしいしょっぱい味。
甘さとしょっぱさが同居した不思議な美味しさです。