熊野古道へ 3日目

昨夜は暗くなって写真を撮ることができなかったのですが、湯の峰温泉に着いてすぐに世界初の温泉の世界遺産「つぼ湯」に入りました。

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天然岩をくりぬいた小さな浴槽で、小栗判官が蘇生したと伝えられる伝説の岩風呂です。

二人入ればいっぱいの小さな温泉ですが歴史のロマンを感じます。

 

こちらが一晩お世話になった「よしのや旅館」。

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朝食は温泉の湯で作ったお粥や温泉卵、焼き鯖など優しい内容です。

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山間のひなびた温泉風景。

四角く囲んだところは源泉で、卵をぶら下げて温泉卵を作ったりしています。

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バスで約1時間、新宮市にある「熊野速玉大社」へ。

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これで熊野三山の三つの大社を巡ることができました。

 

充実したいい旅でした。

熊野古道を歩いたと言っても私たちが歩いたのはそのほんの一部。

正確には高野山から熊野三山を経由して伊勢神宮までの気の遠くなる距離を昔の人々は信仰のために歩いたのだそうです。

そして今回の旅で驚いたのは外国人、特に欧米人が多いこと。

何回か利用したバスでも日本人より外国人のほうがずっと多く、昨夜泊まった宿では日本人は私たちとご夫婦の2組のみで、あとは全て外国人でした。

宿の方に聞いたら珍しいことではなく、週末でやっと半々ということでした。

深い山の景色が外国人に人気があるのだそうで、うれしいことですが日本人の、特に若い方にも歩いてほしいものだと思いました。