朝市で買った野菜で

稲取港朝市では野菜もいろいろ売っていました。

安いのはもちろんですが珍しい野菜も。

これは生のザーサイ、初めて見ました。

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デコボコした茎の部分がいわゆるザーサイになるのですが、薄くスライスして浅漬けの素に漬けたものを試食したら美味しかったので、買ってきて友人とシェアしました。

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中華のザーサイを作るには干して何度も塩漬けして、唐辛子、山椒、八角などを加えて半年以上発酵熟成させるのだとか。

とてもそんなことは出来ないので、試食で食べたように浅漬けにしてみました。

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歯応えがよくてさっぱりしておいしいです。

葉の部分は豆腐と炒めものにしました。

少し甘みがあって歯応えもあっておいしい葉菜です。

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そしてこちらは「かき菜」として売っていたもの。

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「かき菜」で調べると菜花と同じようなもの、とあるけど明らかに違います。

お店の人は「高菜」だと言っていたので再度調べると、伊豆地方では高菜のことを「かき菜」というらしい… ややこしい!

高菜は塩漬にしたものしか知らないので生は初めてです。

豚バラ肉と一緒にピリ辛の炒めものにしました。

見かけよりすぐ火が通り、シャキシャキしてこれもおいしい葉菜です。

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稲取で買ってきて直ぐに加工して冷凍しておいたしめ鯖を解凍しました。

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ラム肉のソテー、高菜炒め、焼き椎茸、ザーサイの浅漬け、ポテチ入りポテサラで今日の夕食。

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帯うどん

稲取港朝市で見つけた「帯うどん」。

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巾25mmと、きしめんの巾をもっと大きくしたような茹でうどんです。

稲取の明治35年創業の遠藤製麺の商品で、タピオカ粉が使われている伸びにくいうどんだそうです。

鍋に最適だということですが、煮込みうどんにも向いていると聞いて今日のお昼に味噌煮込みうどんを作ってみました。

土鍋にダシ、味噌、みりんを入れて煮立て、鶏肉、うどん、油揚げ、椎茸を入れて煮込みます。

卵とネギを入れて出来上がり。

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煮込んでもしっかりもちもちしたしたうどんです。

それにしても太い〜

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帯うどんはイタリアンのラザニアに使ったり、小さく切って揚げたものはスナック感覚で食べられるようです。

手軽に手に入ったら色々使ってみたいものですが。

 

 

 

伊豆での買物 料理編

「稲取港朝市」で売っていた「げんなり寿司」。

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酢飯の上に紅白の金目鯛のそぼろがのっている大きな押し寿司です。

従来稲取では出産、結納、七五三などの祝い事で食べられてきたものだそうです。

変わった名前ですが、あまりに大きくて食べ疲れてげんなりするからというのが語源とか。

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きょうのお昼にいただきました。

中に入っているのは甘く炊いたニンジンで、これも定番です。

2人で食べればげんなりすることはなく、おいしい押し寿司でした。

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1月に「所さんお届けものです」で取り上げられて一躍お取り寄せの話題商品になったという「真鯛のだし塩」。

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お湯で溶かすだけで鯛の潮汁が簡単にできるという優れものです。

カニカマ、ワカメ、そうめん、卵を入れてにゅうめん風の汁物を作りました。

これはいいですねー

 

稲取港朝市の会場の道を隔てて向い側に稲取漁港直売所「こらっしぇ」があります。

漁協と農協がコラボした販売所で、地元で水揚げされた水産物や農産物、東伊豆町の地域認定商品を販売しています。

ブランド金目鯛の「稲取キンメ」、釣サバ。

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ちょっと贅沢かとも思いましたが金目鯛とサバを買ってきました。

サバは昨日の内にしめ鯖にして冷凍に。

ブランドのタグ付き金目鯛!

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くまさんががんばって刺身、湯引き、炙りを作ってくれました。

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私はアラ煮を担当。

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わさび丼を食べた「かどや」で生わさびも買ってきました。

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これも朝市で買ってきた菜花、山盛りで100円。

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特産品の肉厚の椎茸。

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夕飯は生わさびを添えた金目鯛の刺身、湯引き、炙り、アラ煮/菜花のごま和え/焼き椎茸/にらにんにく豆腐。

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さすが稲取の地キンメ、脂ののりが違います。

地キンメとは地元の漁師さんが日帰りで一本釣りしてくる金目鯛のことで、脂ののりが良く味も濃いのだそうです。

ちょっと贅沢かなと思ったけど買って良かった!

伊豆へ 2日目

今朝の日の出は6時半。

日の出の瞬間は見られませんでしたがホテルの部屋から見た朝日です。

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今朝は早めに出発して稲取港朝市へ。

土・日・祝の午前中に開催される朝市では新鮮な魚介類、地産の農産物、加工品などが販売されています。

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ここでの人気は金目鯛の釜飯。

固形燃料が装着された釜飯を受け取り、20分ほど待って火が消えると炊き上がりです。

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金目鯛のアラでダシを取った味噌汁は無料で振舞われています。

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釜飯が炊き上がるのを待つ間に蒸し立ての金目鯛の煮付けまんをいただきます。

味噌味と醤油味との2種類です。

和風の魚の煮付けが意外に蒸しまんに合います。

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釜飯が炊き上がりました。

金目鯛のいい香り〜

釜飯自体の味付けもご飯の仕上がりも素晴らしくて本当に美味しいです。

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色々買物もしましたが、その紹介は後日…

 

稲取から河津町へ。

有名な本場の河津桜は今年の暖かさで早くなって今が満開です。

土曜日ということもありすごい人出で、とても駐車場も見つからないだろうと桜を見ながら車で通り抜けます。

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河津川に沿って見事なピンクの河津桜の並木が続きます。

車の中からでも十分桜を楽しめました。

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更に北へ、河津七滝(ななだる)でちょっと寄り道。

「孤独のグルメPart3」に取り上げられて一度行ってみたかった「わさび園かどや」でわさび丼をいただきました。

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まずは生わさびと鮫皮おろしが運ばれ、おろし方の説明があります。

丸く丸く、先の方までしっかり全部おろします。

おろしている内に目や鼻がツーンとしてきます。

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ご飯にたっぷり載った鰹節の上におろしたわさびをのせ、周りに軽く醤油を垂らし混ぜながらいただきます。

わさび漬けや甘味噌なども添えられています。

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美味しい!

辛すぎるということはなく、鼻に抜けるツーンとした刺激が食欲をそそり、絶品!

 

7つの滝全部を回ることはできませんでしたが、近くの大滝まで歩いてみました。

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近くにある全長1,064m、直径80m、高さ45mの河津七滝ループ橋にも寄りました。

河津桜が彩るループ橋を下から眺めます。

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この後ループ橋を通ったのですが結構怖い…

 

「道の駅天城越え」でわさびソフトクリームを食べました。

注文するとその都度生わさびをすって、それからソフトクリームを巻いてわさびを載せてくれます。

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これも本当においしいです!

甘いソフトクリームとわさびの刺激がよく合うのに驚きました。

 

修善寺では今ほぼ満開の「修善寺梅林梅まつり」へ。

華やかな河津桜を見たあとではどうしても地味に感じてしまいますが…

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でも遙か向こうに富士山を望めるのは修善寺ならではですね。

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帰りはまた半島の西側に出たので富士山をずっと見られました。

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不思議な雲と富士山。

夕方になって晴れてきたので富士がきれいに見えます。

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楽しい2日間の旅でした。

長距離を運転してくれた友人に感謝!

伊豆へ 1日目

友人の車にくまさんと2人便乗させてもらい伊豆半島へドライブ旅。

朝から曇っていたので富士山は無理かなーと思っていたのに見えました!

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久々の富士山にまず感動です。

 

今回の旅の目的の一つが今が旬のタカアシガニを食べること。 

タカアシガニは深海に生息する世界最大級の蟹で、伊豆半島の戸田が有名なのです。

予め予約しておいたのは戸田港のすぐ前にある「の一食堂」。

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店頭の生簀にはタカアシガニが。

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二階の、すぐ前に港が見える席で蟹が茹で上がるのを待ちます。

茹で上がりました!

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大きい!

脚は胴体から外してあるので、まず脚から。

TVでよく見る食べ方を…感動!

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蟹は好きですが何しろ食べにくい、というイメージがあるのですが、このタカアシガニはとても身離れがよくて食べやすいのがうれしいです。

ミソもたっぷりで蟹だけでお腹いっぱいになりました。

 

すぐ近くにある戸田漁港直売所にあった生簀のタカアシガニ。

脚が取れた蟹をお安く販売していますが、どうやって茹でるのか…

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戸田は塩の産地でもあるらしく、塩ミルクソフトを売っていました。

ほんのり塩っぱいソフトクリームは意外なおいしさです。

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さらに南下、現在南伊豆町では「みなみの桜と菜の花まつり」を開催しています。

早咲きの河津桜と菜の花の美しいコラボレーションが見られます。

温泉の湯けむりも。

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夕食は伊豆急下田駅近くの海鮮のお店「旬の味 ごろさや」へ。

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お刺身の盛り合わせ。

種類がいっぱいで、これで一人前!

金目鯛の湯引きも入っていますよ。

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下田近辺は何といっても「金目鯛」!

今が旬の金目鯛の煮付け。

この旅の2番目の目的でした。

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アジのなめろう。

お酒が永遠に飲めます。

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お店お勧めの海鮮しゅうまい。

えび、あなご、サザエを使った贅沢な一品です。

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地元客で賑わうお店ということだったので予約して行って正解でした。