イラン便り その7

テヘランエスファハーンの真ん中にある小さな町、カシャーンへ。
旧市街にあるホテルは、古い建物を改装したもので、中庭のある伝統的な造りになっています。
ベッドカバー、お風呂のタイル、電灯のかさなど、小さなところまでおしゃれです。

ステンドグラスの美しいホテルのレストランで昼食をいただきました。

ハンバーグ、レンズ豆とトマトの煮込み、真ん中に酸っぱい梅干しのようなものが入ったライス入りの肉団子。
サフランライスがきれいです。

ホテルの夜景。

朝食もおしゃれです。


裕福な絨毯商人の伝統的邸宅。

ペルシャ式庭園として世界遺産に登録されているフィーン庭園。


麦、羊の肉、香辛料、ダシ用の羊の骨を24時間かけて煮込んだカシャーンの伝統的な朝ごはん、ハリム。
トロトロに煮えたハリムにシナモンと白ゴマ、好みで砂糖をかけて食べます。

ハリムでかなりお腹いっぱいだったのですが、珍しい料理があるからと朝ごはんのハシゴです。
羊頭 ( キャンチェ ) と羊足 ( パーチェ ) の専門店で、肉体労働者のスタミナ食として朝だけ開いているそうです。
普通はスープ多めでナンをどっさり入れて食べるのだそうですが、特別にスープ少なめ、お肉多めで作ってもらいました。
確かにクセはありますが、豚足やホルモンの好きな私にとっては好きな味。
コラーゲンしっかり摂れました。

イスラムシーア派の聖地の一つ、ゴムに寄りました。
中に入るために、入口ですっぽりと身体を包むチャードルを借りました。
聖域の近くには大きなお菓子屋さんがあり賑わっています。
お寺まいりに行ってお土産を買い、ご近所に配るというのは日本でも同じですね。

テヘランに戻る途中のサービスエリアのようなところで初めてアイスクリームを食べました。
“ 伝統的 ” という名の、ナッツなどが入ったもので、とてもおいしかったです。