イラン便り その6

長距離バスに乗ってエスファハーンへ7時間弱の旅。
なかなか立派なバスで、お菓子が入ったボックスとジュースがサービスに付きます。

途中の景色はほとんどこんな感じ。
「さばく」には「砂漠」と「沙漠」があり、ここは後者の方だということを知りました。
少しだけ草のようなものが生えています。
遥か向こうに干上がった塩湖も見えます。

一緒に行った姉の希望で、エスファハーンでは五つ星の「アッバースィーホテル」に泊まりました。

ホテルの中庭がまた素晴らしい! 中庭のカフェで麺の入ったスープ、アーシュ・レシュテで軽い夕食。

朝食のレストランも豪華です。

スィー・オ・セ橋。この季節は川が完全に干上がっています。


イランで一番の名所とも言える世界遺産「エマーム広場。
510M X 163Mの長方形の広場を囲むように寺院、宮殿、そしてお土産物屋が並んでいます。


インドでも食べられるサモサ、イランでは軽食として人気です。
長いフランスパンのようなパンに挽肉、レバー、野菜などを挟んだサンドイッチは外食のランチとしては一番ポピュラーのようです。
ひよこ豆のコロッケ、ファラフェルも普通はサンドイッチの中身になります。

チャイハネとは喫茶店のことです。
チャイ ( 紅茶 ) を飲んだり、水タバコを吸ったり、イランの人々にとっての社交場です。
ここはエマーム広場近くの、アンティークなものがいっぱいぶらさがった雰囲気のあるチャイハネ


エマーム広場の夜景です。

アッバースィーホテルの中庭の伝統料理のビュッフェレストランで夕食。
クーフテ・ベレンジーという肉団子のトマトスープ煮、炒めたハーブの入ったオムレツ ( クク・サブジ )、おなじみのゴルメサブズィー、パプリカの肉詰めなど…

レストランの人も民族衣装で雰囲気を出して。

朝のホテルの中庭。
後姿はマントとよばれるコートとスカーフの私です。