わらじのように大きくて薄っぺらいトンカツを出す店がずっと前にあって、父が好きでよく行っていました。
今はその店はないのですが、「矢場とん」で名物になっているようです。
一度その味を味わってみたくて、真似して作ってみました。
トンカツ用の肩ロースをすりこぎでトントン叩いてなるべく大きく広げます。
もともとの肉がそんなに大きくないので、「わらじ」というわけには行きません。
小麦粉、卵、パン粉とまぶして、フライパンで揚げ焼きします。
せっかく大きくした肉が熱で縮んでしまうのが残念！
それでも出来上がったトンカツは薄くて柔らかく、懐かしの味に近いものでした。
