岐阜 〜 大垣へ小さな旅

JR岐阜駅の北口正面にある「手酌割烹 てら田」で、平日のみ1日20食限定のランチをいただきました。


赤酢の酢飯に小さく切られたマグロ、サーモン、コハダ、白身、イクラ、卵焼き、キュウリが見る目にも美しく載せられた「花ちらし」。

カニ身がどっさりと錦糸卵が載った「かにちらし」。

何れも細かい仕事がされていて満足感が大きいです。
ぷっくりしたアサリの身が入った美味しい味噌汁と自家製杏仁豆腐のデザートがついて1,000円は安すぎるくらいです。
夜の食事もとても良さそうなので、行ってみたい…


今度は駅の南口正面にあるレトロなパン屋さん「サカエパン」へ。
先週の豊橋に引き続きレトロパン巡り?
昭和22年創業、建物がまずレトロ。

パンの種類が多いです。
面白いのはプライスカードにちゃん、くん付けの名前が書かれていること。
惣菜パンはくん付け、甘いパンはちゃん付け、ハムエッグくん、あんぱんちゃん、クリームちゃんとか…

冷やしパンは生クリームが挟まれ、冷蔵庫で冷やしてあります。
冷やしあんぱんと冷やしクリームパン。

今回買った一番人気のあんぱんちゃん、ベーコンチーズくんなど。
全部100円台とうれしいお値段。

さて、大垣市へ。
大垣城外堀 ( 水門川 ) に沿って散策しました。
あちこちに自噴井があり、水の流れの音が聞こえる水の街です。

「つちや」は250年の歴史を持つ和菓子の老舗です。
母が関ヶ原の出身なので、こちらの看板商品「柿羊羹」は子どもの時から知っていました。
本店に伺ったのは初めてですが、建物のすばらしく趣のあること!

柿羊羹だけでなく、柿を使ったお菓子がいろいろ。
季節のお菓子、水無月もいただきました。

この季節、市内の和菓子屋さんでは「水まんじゅう」が販売されます。
大垣城の近く、「餅惣」へ。
水まんじゅうは陶器の小さな器に入れたまま流水で冷やされています。

ここだけでいただける「水まん氷」。
水まんじゅうが底に入って上からカキ氷とシロップがかけてあります。
よ〜く冷えておいしいです。

水まん氷の容器は変型の枡でした。
ここ大垣は枡の産地で何と全国シェア80%とか。
こちらは数店ある枡を作る店のうちの一店「枡工房ますや」。
お皿代わりに使えるフラットな枡を購入。
冷やしパンや柿羊羹を載せたのがそれです。