真空保温調理鍋でチャーシュー

父は電化製品や珍しい道具を買うのが大好きな人でした。

自分で料理をするタイプではないのに、電池のゴマ擦り器とか電気天ぷら鍋とか不思議なものが実家にはいろいろ残っています。

母はそれを使っていたのか?今となっては分かりません。

ステンレスの真空保温調理鍋もその一つ。

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取り扱い説明書の購入年月日欄にあるスタンプによると20年前に購入したようです。

保温調理鍋はサーモスのシャトルシェフが有名で、レシピはそのサイトで検索できます。

シチューのようなものは何度か作ったのですが、冷凍室にコストコで買ったネットのかかった豚肩ロース肉のブロックがあったので、チャーシューを作ることに。

鍋に油をひいて豚肉に焼き目をつけ、醤油、酒、甜麺醤、砂糖、長ネギの青いところ、生姜の薄切り、潰したニンニクを入れ、豚肉が浸るくらい水を入れます。

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沸騰したらアクを取り弱火で5分煮て保温鍋の中へ。

ここまで午前中にやっておいてあとは放りっぱなし。

出かけて夜帰ってきたらできているはず…

開けてみました。

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切ってみました。

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なかなかいい感じです。

白髪ネギを添えていただきます。

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ちゃんと味が入って、柔らかい〜

今まで作ったチャーシューの中で一番柔らかいのでは?

 

保温調理鍋の欠点といえば、材料がかぶるくらいのたくさんの煮汁が要るということです。

しかし間違いなく美味しい煮汁です。

今日はこの煮汁でラーメンを作ってみました。

かなり濃い味なので薄めて煮干しも入れて作ったスープですが、かなりいい感じにできました。

もちろんチャーシューをトッピング。

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ずっとラーメンを食べに行くこともできなかったけど、これ結構いけるのでは?

間違いなく無化調ですし。

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まだまだ煮汁は残っているので、もっとスープを工夫して、味玉も漬け込んでみたりと、ラーメン屋ねこ亭はしばらく続きそうです。