友人と熊本への旅。
阿蘇はツアーで行ったことがありますが熊本市は初めてです。
朝早く名古屋空港を発って、昼前にはもう熊本市内観光開始です。
昼食には少し早いので先に「小泉八雲の旧居」を見学。
すぐそばに百貨店があるような場所にひっそりとタイムスリップしたような空間があります。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は松江に住んでいたとばかり思っていたのですが、松江の寒さに耐えかねて熊本に転居して、五高の英語講師をしていたのだそうです。
彼に関してほとんど知識がなかったので、とても興味深く見学できました。
さて最初の熊本グルメは太平燕(タイピーエン)です。
1934年創業という中華料理の老舗「紅蘭亭」へ。
麺は春雨で優しい味のスープに野菜たっぷり、ヘルシーなローカル麺です。
これでは麺が見えないので友人に協力してもらいました。
美味しいです!
胃にもたれないし、昼食にぴったりです。
まだ先があるので抑え気味に…
すぐ近くの熊本市役所の14階の展望ロビーから熊本城の全貌を確認しました。
熊本地震で大きな被害を受けた熊本城ですがかなりのスピードで復興しています。
それでもまだまだ工事中のところや崩れ落ちたままの場所も。
完全な復興にはあと30年かかるとか…
立派なお城です。
二様の石垣
天守閣
実家が熊本の友人お薦めの「長崎次郎喫茶室」へ。
室内もレトロな雰囲気がいい感じ。
しっかり固いクラシックプリンとコーヒーゼリーをシェアしました。
一階は書店、二階の喫茶室の窓際の席から市電が通るのが見られます。
今回の旅はHISの旅行支援を使った旅で、居酒屋での熊本グルメの夕食コースが付いています。
地元客で賑わっている「肥後の陣屋」。
熊本名物がコースになっています。
左から「自家製からし蓮根」「馬刺しとタテガミ」ワケギのような野菜をクルクル巻いて酢味噌でいただく「一文字(ひともじ)のぐるぐる」。
馬スジの煮込み。
やはり九州の味は少し甘めですが私は好みです。
くまもと赤牛のステーキ
だご汁と阿蘇高菜ごはん。
店内のポスターにあったメニューが気になって追加しました。
エビのようなカニのような甲殻類?の「真じゃくの天ぷら」。
熊本の夏の味覚の初物だそうです。
珍しくて美味しいものをいただけました。
地酒を楽しみながら熊本の味を満喫した第一夜でした。