イラン便り その4

イランの首都、テヘランを観光しました。
人口1,300万人の大都会、ここもスモッグや交通渋滞などの悩みを抱えています。


1971年にペルシャ建国2500年記念に造られたアザディータワー、テヘランのランドマークになっています。
夜はライトの色が刻々と変わります。
ちょうどこの夜は満月に近く、美しい月が見られました。

テヘランのバザールです。
迷路のような屋内商店街?は大体において商品別になっていて、貴金属店ばかりとか婦人服店ばかりとか並んでいます。
商品を載せた台車がすごい勢いで突っこんでくるので気が休まりません。
これがバザールの入口と天井。
とても市場とは思えない豪華さでしょう?

ナッツ屋さん。ナッツやドライフルーツのお店が多いです。

赤い丸いのは大根を煮たスィーツ?
赤大根を煮たもので、甘みもそれ自体のものだそうですが…?
後から他の店で買って食べてみましたが、やはりスィーツといえばスィーツ…

絨毯屋街を二階から見たところ。
さすがペルシャ、絨毯屋街では客引きも多いです。

革命前に王がいたゴレスターン宮殿。
室内は撮影禁止でしたが、中も外も鏡のモザイクでキラキラ!
中には世界中からの貢物が展示してあり、豪華絢爛!


イランのカラスは真っ黒もたまには見るけど、ほとんどこのツートンカラー。

食べ物の話が少なくてごめんなさい。
テヘランではほとんどお世話になったお宅でいただき、外食は一回きりでした。


串刺しの焼肉 ( キャバブ )、 羊のレバーと鶏の手羽先です。
最初金串ごと運ばれてきた時、布巾に包まれているのだとおもったのですが、薄いナン ( ラヴァシュ )に包まれていたのでした。
この薄いナンはとても便利で、熱いものを持つ時の鍋つかみの代わりにもなります。
串から肉を抜く時もこれでつまんでサッと。

黒い容器に入ったものはイランでとても人気のマーブ・グシュート、または容器の名前でディージィー。
とても美味しくて滞在中三回もいただきました。
羊肉、トマト、ジャガイモ、ヒヨコ豆を使ったシチューですが、食べ方に特徴があります。
この時はいい写真が撮れなかったので、その説明は後日…


帰国する日にホメイニ廟へ行きました。
イラン革命の指導者、ホメイニ師のお墓で、1989年に亡くなってから25年、ずっと造り続けていて、まだまだ完成しそうもありません。

この中がお墓です。女性専用の礼拝スペースから。