朝起きたら雨…それもかなりひどい雨…
雨の京都でどう過ごすか、検索すると色々出ては来ますが、水族館?和菓子作り体験?西陣織体験?
そんな時娘から耳寄りな情報が。
伏見の酒蔵全ての利き酒ができるところがあるらしい!
私たちにとって何よりの情報です。
その前に、空きっ腹に昼間からお酒というわけにもいかないので、清水五条の人気のうどん屋さん「讃式」へ。
11時のオープンを待って入店したのですが、続々とお客さんが入ってきてすぐ満席になってしまいました。
〈冷たいとり天ぶっかけうどん〉
麺はシコシコ、揚げたてのとり天が抜群のおいしさです。
〈きつねうどん〉
甘い大きな揚げがドーン!
おいしいお出しです。
大根おろしが入っているので温まります。
さていよいよ京阪に乗って伏見桃山の「伏水酒蔵小路」へ。
駅からアーケード街を通って濡れずに行けるのが何よりです。
キャッチフレーズが「京都・伏見の日本酒とうまいもんの饗宴」。
迷路のような曲がりくねった通路沿いにいろいろな食べ物屋さんが並びます。
もちろん私たちの目的は全長23mの酒蔵カウンター。
そしてこのカウンターに座った客が必ずと言っていいほど注文するのが伏見の18蔵元の日本酒利き酒セット。
特徴、日本酒度、アルコール度数などの説明書きがあります。
1グラス20cc×18種で二合、二人で昼間呑みするにはいい量です。
呑み方にもルールがあって、左奥から順に冷酒タイプから常温タイプへと呑み進めていきます。
料理はどの店からも出前してもらえるのですが、今回はここ酒蔵の日本酒に合うおつまみだけにしました。
しめ鯖のスモーク、菜花とホタルイカの酢みそ和え。
豚バラ肉のスモーク、鴨のロースト、酒粕チーズ。
2時間近くかけてゆっくり楽しみました。
くまさんは帰りにアーケード街にあった酒屋さんで気に入ったお酒を2本購入。
私はこれも娘からの情報、レトロなパン屋さん「ササキパン」で買物。
大正時代創業のパン屋さんはいかにもレトロな佇まい。
パッケージもレトロな小倉あんパン、クリームパン、ジャムパン、メロンパン、名前は知らないのですがチェリーが入ったバタークリームのパンを購入。
メロンパンは前にも言ったと思いますが、こちらでは私たちが知ってるメロンパンではなくラグビーボール型の中に白あんの入ったパンなのです。
ちなみに私たちが知っているメロンパンは「サンライズ」と言います。
再び京阪で街に戻り、四条河原町の裏手の「柳小路はちべえ長屋」の「TAKA」で昼呑みの続きです。
ここは娘たちおすすめの昼呑みできる立ち飲み屋さん、焼鳥がおいしいのだそうです。
ここでは私たちにお馴染みのお酒「金亀」の磨き度別の利き酒をすることができます。
鶏皮のポン酢和え。
鶏の刺身、砂ずりの焼鳥。
レバー ( 大きい! ) 、セセリ。
山芋の天ぷら。
いいお店でした。
胡椒、柚子胡椒、赤唐辛子など、スパイスの何気ない使い方がすてきで感心しました。
明日用があるくまさんと別れ、私は娘たちと女3人夜の飲み会へ。
祇園四条にある「台湾料理萍萍ピンピン」は私の好きなちょっとディープな雰囲気です。
シジミの醤油漬け!
台湾で先日食べたニンニクと唐辛子の効いた台湾の定番おつまみです。
日本でこれが食べられるとは!
水餃子!
これは台湾のおでん「滷味ルーウェイ」ですね。
これも日本で本格的なものが食べられるのが意外です。
豚のタン、ミミ、レバー。
トマトと豆腐と卵の鮮やかな色の炒めもの。
トマトの酸味が抑えられておいしい〜
雨でだいぶ散りましたが、祇園の桜はまだ健在でした。
夜桜は一段ときれいです。
次の店はスイーツもあるというカフェバー「Brasserie Cafe ONZE」。
いんげん豆とマッシュルームのサラダ。
歯ごたえのあるいんげん豆のフレッシュ感〜
イカのセート風煮込み。
これが3人ともうなる美味しさだったのですが、イカの中に詰めてあるものは何?と盛り上がりました。
添えてあるのはバスマティライスと黒米?
私がスイーツが好きだから、と勧められてチョコレートムースを。
甘みを抑えた柔らかな口当たりがワインにも合います。
今日もよく呑みよく食べた、くいしんぼ全開ねこでした。