旅と言ってもゆっくり家を出て岐阜に着いたのは昼ごろで、TVで紹介されて気になっていたお店に向かいます。
岐阜市のソウルフードと言われる「冷やしたぬきそば」の発祥の店、風格ある「更科」へは昨秋行ったのですが、今回のお店「冷したぬき天国」は若い方が店長のおしゃれなお店です。
土曜日の昼時なので待つのを覚悟していたのに案外すんなり入れたのですが、出るころにはかなり長い行列ができていました。
これは後から閉店近い時間に通って撮ったものです。
冷やしたぬきそばと鯖寿司のセットをいただきました。
麺は細くて硬め、カリカリの天かす、甘く煮た揚げ、ゴマ、ネギがのっています。
手前の粉末は昆布だしで、よく混ぜてお召し上がりください、という説明がありました。
鯖寿司は炙ってあります。
よーく冷えていて麺の硬さが好みです。
天かすのカリカリを残すように混ぜていただきました。
ソウルフードとして年中食べられる冷やしたぬきですが、やはり今日のような暑い日は一段と美味しいですね。
計画では次の目的は歩いて10分くらいのところでのカキ氷なのですが、腹ごなしに名前は知っていても行ったことのない「伊奈波神社」に寄ってきました。
大きな神社です。
小さな滝があったりお稲荷さんがあったり素敵なところです。
石段の上から街が見えます。
ちゃんとお詣りもして、いい散歩になりました。
神社の入り口近くに善光寺というお寺があって、その駐車場内のコンテナーのような建物が目的のカキ氷のお店「福丸」です。
予想通り人だかりができていた割にはすぐ注文できました。
鯛焼きが有名で、これは持ち帰りでお願いしたのですが焼くのに20分くらいかかるとのこと。
待ちます!と席に座ってまずカキ氷を待ちます。
手回し式のカキ氷器です。
番号が呼ばれ取りに行きます。
一番人気の「もも氷」です。
シロップで煮詰めた果肉がたっぷりかかっていて、しかも大きい!
甘さ控えめですがとにかく果肉が多いのです。
20分たって鯛焼きができて呼ばれたときにはまだ食べ終わっていませんでした。
鯛焼きはいわゆる一本焼きで、一つ一つ丁寧に焼かれています。
冷めるまでビニールに入れないでね、と紙袋に入ったものを渡されました。
「薄皮鯛焼き」という名前でとにかくパリパリなのです。
カキ氷でお腹はいっぱいになっていましたが、熱いうちにパリパリを味わいたいネコにかじられたかわいそうな鯛…
この鯛焼きはすごいです!
夕飯の後残りの半身をオーブントースターで温めていただきましたがパリパリ感は残っていました。
お店の口コミで皆さん書いていましたが、こちらのカキ氷、果肉が多いのでお腹がいっぱいになるのです。
夜になってもあまりお腹が減りませんでした。
これでカキ氷600円、鯛焼き120円。
この物価高に…頭が下がる…