五平餅を作る

五平餅と言えば愛知、岐阜、長野の山間部で食される郷土料理です。

家で作るということはまずないのですが、だいぶ前の話ですが学童保育の夏のキャンプで五平餅を作ろうということになり、岐阜県出身の親のメンバーの指導で味噌ダレを作った事があります。

その時に、五平餅に塗る味噌は味噌ではないことを知ったのです。

クルミ、ゴマ、ピーナッツを擦ったものと砂糖、醤油、みりん、酒を煮詰めて作って、味噌は入れなかった記憶があります。

今レシピを検索してみると赤味噌を少し入れるものが多いですが、決して味噌はメインの調味料にはなっていません。

味噌で作るものだと思っていたのでこれは意外でした。

たまたま娘が先日の岡崎のイベントで五平餅のお店を出していた方にタレをいただいてきてそれをもらいました。

久しぶりに五平餅を作ってみます。

五平餅の餅はいわゆる餅米で作る餅ではなく、普通のご飯を半殺しにして作ります。

半殺しというと物騒ぎですが、ボウルに絞った布巾を敷き炊きたてのご飯を入れて、濡らしたすりこぎでご飯を潰します。

完全に餅にせずに半分くらい潰すので「半殺し」と言うようです。

割り箸を棒代わりにして濡らした手で最初おにぎりに、それから潰すように平たくします。

 

グリルで最初は表面が乾くくらい素焼きに、それからタレを片面づつ塗って少し焼きます。

出来上がりました!

いい香り〜

 

ランチに野菜いっぱいにゅうめんと一緒にいただきました。

 

なかなか美味しかったです。

今度はタレにも挑戦してみたいと思います。