台湾の南部に屠殺場があることから、台南では牛肉を食べることが多く、夜市でも鉄板ステーキの屋台が賑わっています。
朝食に牛肉のスープを食べるのもそのせいのようです。
初日に牛肉スープは食べたのですがそれは夕方。
やはり朝食に食べてみたいと保安路の「阿村第二代牛肉湯」へ。
9時過ぎだったのですが牛肉湯は売り切れ…
朝4時から営業していて売り切れ次第終了なのだそうです。
でもせっかく来たので「牛雑湯」の小を1つだけ頼みました。
さて何が出てくるか…
レバーとセンマイでしょうか。
内臓だから「雑」なんでしょうかね。
レバーは臭みもなくプリプリで、何よりスープが美味しい!
でも牛肉湯食べたかった…
この量では朝食にならないので今朝もハシゴです。
道を隔ててお向かいの「茂雄蝦仁肉圓」へ。
セイロを開けて見せてもらうと、湯気が立ち込め、水餃子のような形をした蝦仁肉圓が姿をあらわします。
エビと豚肉をサツマイモと米粉の皮で包んで蒸してあるのです。
蒸されて半透明になった皮からほんのりピンクのエビが見えます。
かけられたそぼろあんもエビの風味いっぱい。
仕込みの様子を写真に撮らせてもらいました。
小さな型に皮のタネを入れ、肉とエビを入れ指で器用に形を作っています。
あー作ってみたい!
昨日の夜、杏仁豆腐ののったカキ氷を食べた店のマンゴー氷がすごいとのネット情報あり。
歩き疲れて休憩に寄り、マンゴー氷再び。
すごーい!
一切れが一口で食べられない大きさです。
しかもマンゴーが甘くて美味しい!
今回の旅のベスト・オブ・マンゴー賞確定!
林百貨は何度か来ましたが、初めて最上階のカフェを利用しました。
眺めのいいカウンター席で特製肉まんとカキ氷のセットをいただきました。
考えてみたら今回肉まんは初めてです。
暑いので水分の多いものに傾いてしまいます。
でもこの肉まんはふわふわ。
中身もさすが凝っていて、卵の黄身も入っていてスパイスも中華っぽい。
美味しいものをいただきながら外を眺め、陽が傾いてくるのを待ちました。
街歩きで出会ったかわいい廟とレトロな建物。
台南の鉄道駅の向こう側には国立成功大学があり、キャンパス内には日本統治時代の建物も残っています。
特に有名なのが昭和天皇が皇太子時代に植樹されたガジュマルの木。
94年経って「この木なんの木」みたいな巨大な木になっています。
熱帯の木は育つのも早いのでしょうが、すごい!
いよいよ台南最後の夕食。
もう一度小籠包を食べたくて前と同じ店へ。
今回は小籠包を二人前、それと麻婆蝦、鴨の醤油煮、青菜炒めをいただきました。
小籠包は注文を取った人と入れ替わるように登場します。
早い!
相変わらず私は小籠包を食べるのが下手で、ピューっとお汁を飛ばしてしまいます。
小籠包はやっぱりおいしいな〜
まだ時間が早かったのでちょいと寄り道。
気になっていた横丁の水餃子屋さんへ。
皮がモチモチで大きな水餃子とビールで今日のシメです。