今日は中秋の名月です。
毎年この日になるとお月見団子の地域性のことを思い出します。
昨日出かけたとき、北区大曽根の小さな和菓子屋さんの店頭の広告を見てお月見だんごを買ってきました。
典型的な名古屋のしずく型のお団子です。
中秋の名月が別名芋名月と呼ばれて里芋を供えたことに由来するようで、茶色は里芋そのもの、白は皮をむいたもの、ピンクは子どもが好きだから (この理由はちょっと解せませんが) ということだそうです。
私は子どもの頃からこの形に慣れ親しんできましたが、イラストによく描かれる月見団子はススキの横の三方にピラミッド型に積まれたまん丸のお団子です。
まん丸は関東のものだそうです。
そして関西は楕円形の団子にこし餡を巻きつけたもの。
これは娘が京都に住むようになって知りました。
名古屋でもデパ地下の京菓子のお店でこのタイプのものは買うことができますが、まん丸のものを売っているのは見たことがありません。
お隣の静岡県では上が少し凹んだお団子だそうですし (浜松出身のくまさんは知らないそうですが) 、餡の入ったまん丸団子や串団子の地方もあるようです。
いろんなお団子の実物見てみたいなー
今晩は雲の動きが早く、雲からやっと出た瞬間に撮りました。
私の興味は月より団子。