立春の春餅

ウーウェンさんの小麦粉料理の本から春餅(チュンビン)を作りました。

昨日は節分。そして今日は立春です。

中国では立春、つまり春の始まりの日に健康を祈って新芽の象徴であるもやしなどの野菜などを小麦粉を薄く焼いたクレープのような皮に包んで食べる習慣があるのだそうです。

 

春餅の作り方はとてもユニーク。

こねて切り分けたものを丸め2つづつ太白胡麻油をはさんで重ねてのばしてから焼くのです。

本当にできるのかしら?と焼き始めたら意外にできる!

表面に焦げ目ができると同時にプーッとふくれてきます。

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これを剥がして2枚にすると、外側はカリッと、内側はしっとり。

意外にちゃんと焼けました。

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巻く具は炒めもやし/湯通し人参/パクチー/塩焼き鶏と白髪葱/カリカリに焼いた油揚げ/カイワレ。

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皮に具をのせ、甜麺醤をぬり、折りたたんでいただきます。

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皮を作るのはなかなか楽しかったです。

あの北京ダックも包む皮もきっとこれですね。

トマトのサラダとナスの中華風和えものを加えて今日の夕食です。

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